2017年3月24日金曜日

人生のキーワード、それは忖度(そんたく)

更新:2017年4月01日(土)

森友学園 籠池理事長
森友学園 籠池理事長
ハフィントンポストより
(1)イントロ

2017年3月23日(木)は、マスコミが盛んに囃し立てるので、一日中、カゴイケなる人物の国会での証人喚問話で持ちきりでしたね。

わたくし「迷物」にとっては「迷惑」この上ない話でしたが、宅建士試験受験者のかたたちに意識して頂きたい格好のキーワード(忖度)を思い出したので、その点に関してはカゴイケ氏には感謝申し上げなければなりません。


(2)忖度(そんたく)

2017年3月23日のマスコミ報道では、普段は聞きもしない忖度という難しい漢語が盛んに飛び出しました。

忖度(そんたく)とは、人の心の中を推し量る、という意味です。

「忖」も「度」も、訓読みで書くと「忖る」「度る」となり、両方とも「はかる」と読みます。


(3)忖度は、良い子の代名詞である!

忖度とは、人の心の中を推し量る、という意味です。

だから、人の心の中を推し量ることができる子どもは、やさしい子のはずで、いじめっ子など皆無でしょう。

その意味で、忖度は、良い子の代名詞だと言えるのです。


(4)忖度によって、国が滅びることもある!

忖度とは、人の心の中を推し量る、という意味です。

だから、

・ 心の中を推し量る対象が → 軍部
・ 心の中を推し量った者が → マスコミ

だった場合、忖度によって、国が滅びることもあります。

現に太平洋戦争末期には、軍部から「頼まれもしない」のに、NHKや大新聞社が海軍や陸軍の心の中を忖度して、各地が焼け野原になった後も、勝ち戦(いくさ)であるかのような報道を毎日流し続けたのでした。広島・長崎に原爆が落ちるまで…。


(5)忖度しない人は、出世できないことが多い!

忖度とは、人の心の中を推し量る、という意味です。

だから、

・ 心の中を推し量る対象が → 目上の人(「普通のオジサン・オバサン」)
・ 心の中を推し量った者が → 自分自身

だった場合、忖度しない人は、出世できないことが多いです。

目上である「普通のオジサン・オバサン」は、いわゆるゴマすり人間が大好きだからです。


(6)忖度しすぎる人は、大成できないことが多い!

忖度とは、人の心の中を推し量る、という意味です。

だから、

・ 心の中を推し量る対象が → 目上の人(「ゴマすりが嫌いなオジサン・オバサン」)
・ 心の中を推し量った者が → 自分自身

だった場合、忖度しすぎる人は、大成できないことが多いです。

目上である「オジサン・オバサン」は、いわゆるゴマすりが嫌いなのだから、忖度しすぎる人をどうしてもウサン臭いと感じてしまうわけですね。

2017年3月23日(木)の国会での証人喚問を見ていて思ったのは、大阪府知事・財務省の局長たちが、忖度しすぎる人の典型かなと…。

こういうのを木端役人(こっぱやくにん)って言うんだじょ!


(7)余談 - その1

総理大臣クラスの大物が連座するような大疑獄事件は、田中角栄元総理が関係したロッキード事件を最後に、現代では起きないだろうと踏んでいるのが、わたくし迷物講師です。

上の(6)で書いたような木端役人(こっぱやくにん)が、総理や官邸の心の中を推し量って、何から何まで忖度してくれるからです。

昔みたいに、お金(わいろ)をもらった見返りに何かを請託される(頼まれる)ような事は、現代では、大物ヤクザの世界でもないと訊いてます(誰が迷物に教えるんじゃ?! - 笑)。
人殺しだって、子分が親分の心の中を全部忖度して実行するらしい…。

忖度させるのが上手な公人が現代の極悪人 とは思うんですが、罪刑法定主義というか法の支配というか、現代法の下(もと)では、忖度してもらった公人や準公人を罰する法令はまだ存在しないんですよね。

収賄で捕まるのは、平クラスの「金に困ってるビンボー役人」に限られていると言っても過言じゃないのが、情報が高度に行き渡っている現代ニッポンです。

南無阿弥陀仏 チーン


(8)余談 - その2

50年以上前(1960年代後半~70年代前半)に、全共闘運動をしていた、わたくし迷物講師のメモです。

宅建士試験受験者のかたたち、自分の子どもたち、宅建倶楽部のスタッフなど、若い人に残しておきたい他サイトの記事があったので、メモしておいたものです。

※ メモ


森友学園問題の思想的背景


菅野完氏著「日本会議の研究」販売差し止め仮処分決定を取り消し【3/31東京地裁】


2017年3月9日木曜日

「らくらく宅建塾」シリーズは健在ですぞ!

更新:平成29年3月20日(月)

宅建学院総長 佐藤孝先生の名刺
佐藤孝先生の名刺
現在の情報と異なる部分はプライバシー保護の観点から消してます

(1)

この業界、ある意味、腐り切ってます。

(2)

「ある意味」って、小池百合子東京都知事みたいって事。

石原慎太郎元知事が元気な時はひれ伏していたくせに、ご高齢等で弱ってくると、猛然と攻撃を仕掛ける小池オバサン()みたいって事ですな!

()

一例として、小池都知事の実父である小池勇ニ郎氏は、石原元知事が全国区から参議院選に出馬した際、大阪の選挙対策本部責任者でした。2017年3月19日に百条委員会に出ていた濱渦(はまうず)元副知事は、小池勇ニ郎氏が兵庫から衆議院選に出た際、勇ニ郎氏の自宅に泊り込んで選挙の手伝いをしていた学生さんでした(ちなみに勇ニ郎氏は落選)。小池オバサンの怖さの一例でした。

(3)

宅建試験対策の名著「らくらく宅建塾」シリーズについても、ここ数年、佐藤孝先生の名前が前面に出なくなったと思ったら、他社が猛然と攻撃を仕掛けてきましたね!

最近では

某巨大掲示板で「佐藤孝先生はオワコン」だとか…。
書店員を名乗る人までが、ブログで「著者の宅建学院なんて聞いたことが無い!」と、「らくらく宅建塾」シリーズを暗に攻撃する始末…。

怖いなぁ~って、迷物講師はマジで感じてますよ!

(4)

一番下に張った画像 [書店用の注文書] にあるように、

2017年版「らくらく宅建塾」は2月に発売済み
・2017年版「過去問宅建塾(壱)(弐)(参)」 ← (迷物講師おすすめ)は4月発売

です。

「らくらく宅建塾」シリーズは健在ですぞ!
それにしても、佐藤孝先生と名刺交換した良き時代が懐かしいなぁ~。


書店向け 2017年版「らくらく宅建塾」シリーズ注文書