2015年12月31日木曜日

今年も紅白なんか、みないよっ!



学問の神 「天神さま(菅原道真)」


わが家では、2015年12月29日(火)の午後9時から、NHK総合で「紅白が生まれた日」という番組の再放送をみてました。

で、私が感じた事…。
紅白歌合戦もよほど視聴率がとれなくなったんだな可哀そうに

かといって、大晦日にみてあげるほど私は「お人よし」じゃないです。

その存在すら忘れてた番組の宣伝を、それとは気づかれない方法・タイミングで流すんじゃねぇーぞ、NHKさんよ!

じゃ皆さま、来年は(も)良い年でありますように…。


※ 関連記事


NHKの紅白なんか、その存在すら忘れてた



紅白が生まれた日




2015年12月13日日曜日

表紙だけ替えた古い宅建教材に注意!

平成28年版 パーフェクト宅建
  パーフェクト宅建基本書 平成28年版
     正真正銘の最新版テキスト 


(1)羊頭狗肉

そろそろ平成28年度(2016年度)受験向けの宅建教材を買おうとしている方も多い事でしょう。
何しろボーナス・シーズンですからね…。

ところでですね、購入の際は古いのを掴(つか)まされないよう十分気をつけて下さい。

表紙だけ見ると平成28年(2016年)向けだと思わされますが、中身は前年版のもの (=平成27年度宅建試験を全然反映していないもの) が出回っています!


(2)羊頭狗肉を見破るコツ

古いのを掴まされないコツを申し上げます。

その本の発行日が…
 ・ 平成27年10月
 ・ 平成27年11月
のものは、平成28年(2016年)向けを謳っていても、例外なく羊頭狗肉!
中身が前年版のものです。

本屋さんで買うときは、必ずご自分の目で「発行日」を確かめて下さい。
普通の書籍は、その本の一番後ろのほうに「発行日」が書いてあります(悪質なものは、「発行日がチョット見ただけじゃ判らない場所に書いてあります)

その「発行日」が、平成27年10月か平成27年11月のものは古いと覚悟することです。
それでも中身が気に入ったのなら、どうぞ買ってあげて下さい。

ネット通販で買う方も多いでしょうが、その場合は、「2015/12/1」というように「発行日」がその本の画像下あたりに表示されています (ちなみに「2015/12/1」は、らくらく宅建塾2016年版の「発行日」であり、これも上に画像を張っておいたパーフェクト宅建と同様、正真正銘の最新版テキストです)。

ネット通販で買う場合の参考(amazon)


(3)発想だけマネすんな!

・平成27年10月
・平成27年11月

を「発行日」とする教材は、印刷 → 製本 → 配本システムの関係で、遅くとも原稿が平成27年8月~9月に完成しているはずなので、10月18日の平成27年度宅建試験を全然反映していない著作物です。

なお、わたくし迷物講師はここ13年くらい10月時点で、翌年向けの教材を発売しています。
平成27年も10月時点で平成28年向けの教材を売り出しました。それでも苦情が来ないのは、

私の教材は3回も更新する

からです (平成27年12月更新・平成28年5月更新・平成28年7月更新)。

なんで3回も更新できるかと言えば、私の教材の印刷部分は「バインダー式で差替えを自由に行える」からなんです。

製本した本じゃ絶対マネできないはず…。
わりぃーけど発想 (←翌年版を早期に売り出す発想) だけマネすんの、ヤメてくんないかな?

っていうか、もうすぐフルモデルチェンジする事をセールスマンに隠されたまま新車を買わされる人みたいで、受験者がすごく可哀そう!

早く売っちゃえば勝ち式の汚れた発想しかない本の売り方に、発行者は倫理観の欠如を感じないものなのか?

最近は、大手のテキスト・過去問集にも散見されるのが残念で情けない!


2015年12月11日金曜日

一番のナマイキは誰?

頭が低く商売上手かもしれない娘


(1)一番ナマイキなのは迷物講師

一番ナマイキなのは、私だと思います。
次にナマイキなのは、宅建講座に携わっている他の予備校・講師連中でしょう。

ひるがえって一番頭が低いのは、試験実施機関(および、その裏に控えている不動産業界団体と天下りを期待する官僚)だと考えています。

(2)一番商売が下手なのは迷物講師

上の(1)と似た言い回しを 2015年12月1日火曜日に 一番の商売上手は誰? というページでしました。

こんな話です(このページの一番下にあるリンクを参照)。

一番商売が下手なのは、私だと思います。
次に下手なのは、宅建講座に携わっている他の予備校・講師連中でしょう。

ひるがえって一番の商売上手は、試験実施機関(および、その裏に控えている不動産業界団体と天下りを期待する官僚)だと考えています。

(3)ナマイキと商売下手は比例する

私が今回知ってもらいたい事は、「ナマイキと商売下手は比例する」という事。
「頭の低さと商売上手は比例する」と言っても同じ。

なぜだか分かりますよね。
この駄文をご覧頂いている聡明な皆さま!

わたくし迷物講師は、お金でも社会的地位でも動かないオヤジだからですね(笑)。

今日は、2011年3月11日の福島原発事故から4年9カ月目の日です。
あの原発事故以来、「なんとか村」という言われ方が一般化しましたね。
米国関連企業・与党政治家・電力会社・御用学者等の集団を「原子力村」というように…。

(4)「原子力村」は存在しますよ!

そう言えば、福島原発事故から5年近くになろうとしている現在、「原子力村」の存在自体を否定する論調が目立つようになってきましたね。

否定する根拠として一番強力なのは、米国関連企業・与党政治家・電力会社・御用学者等は「原発村からは賄賂(わいろ)をとってないよ!」というものです。

私も賄賂なんかとってないと思いますよ。

でもね、こういう論調は正にアメリカかぶれしたMBA帰りに多いのが特徴なんですね!
何でも(人間の命さえ)「お金」でしか考えられない人たち…。
留学したことがなく米国のMBA以上を取得していなくても、その思想に染まってしまった人たちを含めて、私はMBA帰りと呼んでいますけど…。
困ったもんだ!

賄賂って突き詰めれば「お金」ですが、現在得ている社会的地位を守るためにイヤでも何かの集団に属せざるを得ない人々がいることに思いが至らないんですかね、MBA帰りは…。

国・公共団体・会社などにお勤めの皆さまも、属している集団から特別のボーナスなんか貰わなくたって、現在その集団に属している地位を守るために、倫理的に疑問がある行動をしてしまったことがあるはず…。

そんなこと絶対にないと断言できる方がいらっしゃったらお詫びしますが、私がサラリーマン時代は「会社村」での社会的地位を死守するために、何十という非倫理的なことをしてました。給料が増えるわけでもないのに…。

(5)

(イ)

今回の記事、ちょっと長いのでまとめると、こうです。

迷物講師は、ナマイキで商売下手
その理由は、お金では動かないし、社会的地位のためにも動かないから

原子力村は存在する
その理由は、お金(賄賂)で動く人間はいないが、社会的地位を死守しようとする人間が多いから

(ロ)

資格試験業界にも「村」は存在します。

わたくし迷物講師は、
・ 「お金」では動きません。
・ 「社会的地位」のためにも動きません。

それゆえナマイキで商売下手です。

なお迷物講師がそのように行動出来るのは、「貯えの多さ」と「運の良さ」に過ぎません。


※ 余談

2011年3月11日の福島原発事故の直前、私は某電力会社の担当者と企業研修の打ち合わせをしていたのが思い出されます。事故によって、研修は全部破談になりました。


一番の商売上手は誰?


ネット隆盛以前に"一生の蓄えを作った"



2015年12月5日土曜日

合格発表から3日経ったけど

やる気満々10年前の北京。息子が撮影。

(1)法律なんてパズル

発表は水曜で今日は土曜日…。
つまり合格発表から3日経ったわけですが、このブログを読んでいる方は、残念な結果に終わったのだと推察します。

でもこのブログを覗ける精神力があるだけ、大したもんだと思います。3日経ったくらいじゃ「宅建」という言葉を聞いただけで吐き気がする人がほとんどですから…。

精神力だけを考えれば、来年は大いに見込みがありますよ!
もっとも法律解釈は「技術」なので、メンタル面がいくら強くても絶対にダメです。
「技術」がなければ合格しません。
この点だけは、是非忘れないで下さい。

とは言っても、宅建に合格するための「技術」はそんなに難しいもんじゃないです。
法律パズルを解く「技術」に過ぎません。
そう! 法律なんてパズルなんですよ!

(2)タダで入手できる

そして、法律パズルを解く「技術」は、皆さまにやる気さえあれば、宅建倶楽部でタダで入手できます。

私は今の自分を「後ろめたい」といつも感じている人間なので、やる気さえあればタダで教えているつもりです。

宅建倶楽部が運営するサイトを、本試験まで時間がある今のうちに、ざっとでいいから全部見てまわって下さい。
法律パズルを解く「技術」をいろいろなページで発見することでしょう。
このブログ等でも、その技術を補強するための記事を適宜(てきぎ)追加していくつもりです。

繰り返しますが、法律パズルを解く「技術」は、皆さまにやる気さえあれば、宅建倶楽部でタダで入手できるのです。

(3)今日は堅苦しいこと抜きで歴史を学んで!

いくらメンタル面が強い皆さまでも、事件から3日経ったくらいじゃ堅苦しい法律の中身を勉強する気までは起きないでしょうから、ま、今日は皆さまがお住まいの都道府県における過去28年分の先輩諸氏がたどった宅建試験の歴史でも眺めて、来年への意欲をかきたてるキッカケにでもして頂ければと思います。

下のリンク先に行くと、「都道府県別合格率」と「合格率が最高の都道府県と最低の都道府県」の二つを過去28年分(昭和63年度~平成27年度)の歴史としてご覧になれます。

大手予備校も公開していない下のリンク先ページを作るために、宅建倶楽部では、東京虎ノ門の第33森ビルにある試験実施機関(RETIO=不動産適正取引推進機構)まで直接出向いて、資料をもらってきたもんです。なつかしいなあ~! (最近はネットで公開されているので行っていないのです)。

都道府県別合格率は?


2015年12月4日金曜日

女性目線で宅建情報をひとつ




(1)女性の「申込者」は男性の6.48倍増加

平成27年度宅建試験の「申込者」は、去年の平成26年度と比較して4,856人増加しました。率にすると2.0パーセントの増加です。

4,856人増加の内訳は、男性649人増、女性4,207人増です。

だから4,207人÷649人で、女性の増加数は男性の約6.48倍になってます。




(2)女性の「受験者」は男性の321倍増加

平成27年度宅建試験の「受験者」は、去年の平成26年度と比較して2,897人増加しました。率にすると1.5パーセントの増加です。

2,897人増加の内訳は、男性9人増、女性2,888人増です。

だから2,888人÷9人で、女性の増加数は男性の約321倍になってます。
人類の約半数が男性とは思えない統計ですね!


(3)情報は自分で分析し直すもの

ネットを探せば、業界紙や予備校関係者が流す「無難な情報」は、腐るほど出てきます。
でも、「女性の増加数は男性の321倍になった」なんていう情報は、まず見つからないでしょう。

だから今回の記事を書いたのですが、こういう情報、私も聞いてビックリしました。

功労者は宅建倶楽部の女性スタッフなのですが、「情報は自分で分析し直せ!」との日頃の私の説教が効いたようで、非常に頼もしく思っています。

これから女性がもっともっと活躍できる事は、絶対間違いないです。

どんな情報も自分で分析し直す習慣をつけ、生意気な男性なんかヤッツケちゃって下さい。
私の大好きな女性の皆さま!

変なオジサンじゃない迷物講師より

※参考資料

平成27年度試験実施結果の概要 (12/2試験実施機関作成)


2015年12月3日木曜日

今日は「オーナー講師」らしき情報を



(1)まずは

まずは「平成27年度宅地建物取引士資格試験」に合格された全国3万28名の皆さま、オメデトウございました。

それ以外の残念組の皆さまは国家が仕掛けた資格ビジネスの餌食にならないよう気をつけながら今後の進路を決めて頂ければと存じます。


(2)今日の本題

大手予備校の先生は、録画撮り担当の看板講師を含め、95パーセント以上が「請負講師」と言われる方々(雇用契約を結んでいない方々)ですが、わたくし迷物講師はどこの予備校にも属しない「オーナー講師」です。

そこで今日は、「オーナー・シェフ」よろしく「オーナー講師」が集めたものの中から、比較的最近の他では拾えない独自情報を皆さまに披露して、平成28年度に向けたご挨拶とさせて頂きます。

私は、RETIO(不動産適正取引推進機構)が宅建試験の実施機関になった前年(昭和62年
度=1987年度)から宅建講師をしています。

その間ずっと、宅建試験は毎年10月の第三日曜日に実施されています。
そして合格判定基準は「11月中旬の金曜日」に開かれる某会議で決定されるものと考えていました。
そこで平成27年度は、「11月20日の金曜日」に某会議が開かれたとばかり思っていたのです。

でも違いました。
少なくとも平成27年度に限っては、「11月20日の金曜日」午前10時49分25秒には、合格判定基準を表示したPDFファイル(平成27年12月2日午前9時30分から閲覧可能になったファイル)が、すでに作成されていたことが判明しました。
その証拠が、冒頭の画像です(スマホからじゃ見にくいかも)。

ということは、少なくとも平成27年度に限っては、某会議は「11月13日の金曜日」に某都道府県で開かれ、そこで合格判定基準(31問以上正解、登録講習修了者は26問以上正解)が決まったものと推察されるのです。

次の平成28年度でいえば、某会議は「11月11日の金曜日」に某都道府県で開かれ、そこで合格判定基準が決まるものと推察されます。

この某会議が金曜日に開かれるのはなぜか? その証拠は? 等を示すのは、「オーナー講師」の飯のタネであり迷惑がかかる方もいるので、ここには書けませんが、合格判定会議が昔より早く開かれるようになった理由の一つとして、マークシート読取り機の性能が格段に向上したことがあげられるのではと考えています。