【1】傾向
「純粋な独学者」とは、市販の参考書・テキストで勉強していて、かつ、先輩・講師等のアドバイスを受けることができない人、という意味で使います。
ところで、現在の参考書・テキストで、今年出題される統計問題を正解するための知識が印刷されているものは、ほぼ皆無です。
統計資料が出揃うのは、毎年6~7月であり、市販の参考書・テキストは、それよりずっと前に印刷製本が終わり、アマゾンや書店の店頭に並んでいたからです。
ずっと前に印刷製本が終わり、アマゾン等に並んでいた理由は、醜い顧客争奪戦のなせる業(わざ)です。
とても情けない傾向でね。
何と出版業界では、「前年度の合格発表前から、翌年度受験向けの参考書を発売してしまう」傾向さえ、年々強まっているのです。
【2】対策
じゃ「純粋な独学者」が、この情けない傾向を跳ね返し、宅建士試験の統計問題を確実に得点するための対策はないのでしょうか。
三つあります。
(1)出版社のホームページを見る
一つ目は、いま勉強している参考書・テキストを発行した出版社のホームページを見ることです。
でも、そこで掲載されている資料は、わたくし迷物に言わせりゃ完全なオモチャ。
今年の統計問題を確実に得点するという「純粋な独学者」の願いには、到底及ばないでょう。
(2)大型本を買う
ニつ目は、今の時期盛んに売っている大型本を買うことです。
「大型本」とは、予想問題が3回分位載せてあるB5判の書籍です。
大型とは名ばかりで、本試験問題のサイズ(A4判)より一回りも小さい紙で印刷された本です。
その付録として、統計資料が付いているので、これを利用する方法です。
でも(1)で書いたのと同様、ここで掲載されている資料は、わたくし迷物に言わせりゃ、やっぱり完全なオモチャ。
この資料で、ここ数年の実際の過去問を解いてみれば分かります。
まず解けないでしょう。
「大型本」は、予想問題が3回分位載せてありますが、市販の予想問題に手を出すのは非常に危険!副作用が大きいです!
なぜならば、予備校関係者の問題作成能力(重箱の隅を突っ付かないで差の付く問題を作る能力)は,本試験の出題者とは比べものにならないからです。
市販の予想問題に手を出したがために、頭の中をグチャグチャにされ、その後遺症のために宅建受験を諦めた人が何と多いことか!
(3)宅建倶楽部の下記リンク先を見る
三つ目は、わたくし迷物が作ったコンテンツを、下のほうに表示した「こちら」というリンク先に行って勉強することです。
迷物講師作コンテンツは、単なる数字覚えではありません。
統計問題対策専用に【参考書・テキスト】【過去問ドリル】【過去問解説集】の順番に勉強すれば、今年の統計問題を確実に得点する可能性が、非常に高くなること請け合いです。もちろん全部無料…。
【参考書・テキスト】
・地価公示
・建築(住宅)着工統計
・その他の不動産の統計
【過去問ドリル】
・地価公示
・建築(住宅)着工統計
・その他の不動産の統計
【過去問解説集】
・不動産の統計
の順に勉強して下さい。
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【3】まだ8週間もある
10月21日の本試験まで、まだ8週間もあります(今年は去年より試験日が6日遅いです)。
宅建は、コストパフォーマンスならぬ「タイムパフォーマンスを発揮したした者が勝つ、ちょっと下克上的なところがある試験!」。
現時点で成績が良い人も、 「統計なんて簡単さ」と囁(ささや)く予備校関係者の甘い言葉には、どうぞご注意を!