(1)
わたくし迷物講師は、生活が不安定な請負講師じゃなく、出資者のご機嫌取りをする必要も全然無い人間です。
企画 → 執筆 → 印刷 → 製本 → 販売 → アフターサービスを全部やってる六次産業の親分、それが迷物講師なんだぞ!
こんな事長くやってると、当然年を取ってくるし、それにつれて「金儲けが空しくなる」のが、人間の成長の姿なのでしょうか?
(2)
そんなワケで、特に原発事故以来、生活時間の8割を哲学的思考にあてるようになってます。
それにつれて、船橋の仙人をますます周囲に喧伝(けんでん)するようになりました。
(3)
最近では、
・人間は生物である
↓
・生物は物質で構成されている
↓
・したがって、人間は物質で構成されている
なんていう思考を深めるのが生きがいになってます。
「人間が物質で構成されている」ことを深めると、人間もコンピュータも変わりないじゃん!
人間の行動を制御する脳波は電流だし、そもそも人間の体全体が電気・磁気・元素(水素・酸素など)に影響されてるし…。
0・1・2・3…の数学だって人間が創作したものに過ぎないし、宗教だって同じ…。
時空(時間と空間)だって、そういう言葉使ってるのは人間の便宜のためだろうが…。
それで矛盾が生じてヤバクなると、数学者は「無限」という言葉で周囲をケムに巻き、宗教家は「無(む)」とか「空(くう)」とか言い出してさらなる修業を求める!
以上「物質は生命や精神と対比される概念」という世界の常識に反する事を考えるのが、何にも増して、最近のわたくしに幸せ感をもたらせてくれているのであります。