2014年3月6日木曜日

宅建合格に必要な「努力」とは

(1)イントロ


皆さまご存知の発明王エジソン(1847年-1931年)は、「天才は1パーセントのヒラメキと99パーセントの努力!」という名言を残しました。

エジソンが残したのは、「1パーセントのヒラメキがなければ99パーセントの努力は無駄!」という言葉だったという説もありますが、いずれにしても、エジソンが努力の必要性を認めていたのは確かでしょう。

エジソンに限らず、現在でも努力の必要性を認めるのは、世界の趨勢(すうせい)です。

じゃ皆さまに求められる、宅建合格に必要な「努力」とは何でしょうか?
努力の中身が問題になりますね。

(2)相対的なものである


第一に、
宅建合格に必要な「努力」の中身は、「相対的」なものです。

「相対的」というのは、物事が他との比較において、そうである状態の事。

だから宅建合格に必要な「努力」は、他の受験者と比較して、自分が優れている必要があります。
合格率は15パーセント前後なので、自分の努力は、ライバル100人と比較して最低でも15番に入る必要があるという事です。

自分だけの絶対的な(他の受験者との比較を無視した)基準で、「今までの人生で一番努力した!」と思っても、それだけでは宅建合格に必要な「努力」には入れてもらえません。

なぜならば、宅建の合格基準が相対的だからです。

宅建は35点取っても合格できるとは限らず、かと言って33点でも上位15パーセント以内に入れば合格できる試験。つまり15パーセントの席を取るための相対的な競争試験なのです。

(3)人格的なものである


第二として、
宅建合格に必要な「努力」の中身は、「人格的」なものです。

「人格的」というのは、受験者の人柄が努力の質として現れてしまうという事。

例えば、何事につけても「まじめ」・「飽きないでコツコツやる」受験者は、宅建合格に必要な「努力」の中身としては、非常に有利です。

逆に、何事につけても「近道」・「裏道」を探しているような人は、それを探す時間が努力に含まれてしまうロスが生じ、あまり有利とは言えません。

政策的に、最近の問題は「まじめ」・「飽きないでコツコツやる」受験者に有利になるよう作られていると考えて下さい。

典型は、正しいものは「いくつあるか」というような個数問題(数当て問題)や、誤っているものの「組合せはどれか」というような組合せ問題を急激に増やした事です。
平成24年度も平成25年度も、個数問題と組合せ問題を合わせて8問も出題されています(平成23年度以前は0問~3問)。

これらは、すべての肢が判っていないと正解できない問題ばかりです。
単なる四択問題(例:正しいものは「どれか」)なら一肢や二肢が判らなくても消去法で正解できましたが、それが効かないんです。

こういう個数問題や組合せ問題の急増は、何事につけても「まじめ」・「飽きないでコツコツやる」受験者を多く合格させたい、という出題者からのメッセージが込められているとは思いませんか?

「単なる丸暗記」や「語呂合わせ」、「超短期で受かる」等の教材の効き目を薄め、ひいては「裏街道を走りそうな人」をあらかじめ不動産業界からジワジワと締め出してしまおうとする政策にも合致するシステム変更なのです。

(4)オマケ


キリスト教圏・イスラム教圏・仏教圏を問わず、また業種を問わず、今の世界はその人の「人格」を非常に重要視しているようです。

現在私が、結構時間を割いているSEOなんか、相当サイト運営者の人格を見るようにシフトされてきました。

それも、資格試験なんかと違って現在の人格を見られるだけじゃないです。
初めてインターネット上にサイトを立ち上げた「過去まで」(私の場合は1998年まで)見られています。

しかもSEOにおける私の人格は、相対的にグーグル等が監視しています。
私が運営するサイトと同業他社が運営しているサイトとを比較して、その上で私の人格(ユーザーに価値あるページを提供しているか? スパムをやっていないか?)を「過去まで」見られているのです。

その点では、現在の人格さえ高潔ならば「過去が問われない」宅建受験者がうらやましいですよ!